放射線技師は稼げる仕事かどうか

就職や転職先として、医療業界を選ぶ人は多い。理由として、医療業界は景気の波に左右されにくい業界であり、安定した仕事を得られることに魅力を感じている人が多いことが挙げられる。また、高齢化社会を迎えるにあたり、医療に関わる人材が不足していることも、就職先の1つとして注目される理由だろう。
医療業界で活躍する職種はたくさんあるが、放射線技師もその1つである。放射線技師は病院や診療所などで、診断や治療のために患者に放射線を照射し、体の内部に悪いものがないかを調べることが主な仕事の職種だ。近年では技術が発達して、医療機器もより高度となっている。そのため、機械の取り扱いを行う放射線技師の役割はますます重要となっているのが現状だ。

では、放射線技師の年収はどうなっているだろうか。国が発表した人事院統計調査によれば、放射線技師全体の平均年収は612万円となっている。年齢別にみると20代前半では平均350万円、40代前半では平均610万円となっており、経験や年齢が上がるにつれて高収入が得られるようだ。さらに50代前半にもなれば年収700万円を超えることも可能であり、高収入を得られる仕事の1つとして注目されている。大学卒業と専門学校卒業で収入に若干差は出るが、経験年数を積むことでカバーできるだろう。放射線技師は国家資格が必要な職業であり、国家試験に合格しなければならない。試験は難しいが合格して資格を取得すれば、将来は安定して仕事が得られるだろう。